製本の種類は大きく2つあります。綴じには糸や針金を使わずに糊貼りする「無線綴じ(平綴じとも言われる)」と、中央部に沿って針金(ステッチ)で止める「中綴じ」があります。比較的ページ数の多い一般的な自費出版は、すべて無線綴じ製本を行います。

製本の種類①/無線綴じ製本(むせんとじせいほん)

 無線綴じとは、表紙と本文(中身)がそれぞれ分かれており、表紙と各本文とを糊付けした状態(イラスト参照)を意味します。本の背の部分にのりを付け、表紙に貼り付けることで綴じたタイプの冊子。強度が高いためページ数の多い冊子に向いており、小説・文庫本・エッセー本などに用いられる綴じ方です。
 表紙に背文字を入れる事が可能です。

製本の種類②/中綴じ製本(なかとじせいほん)

 用紙を束状にして、半分に折り曲げた中央部にホッチキスや針金状のステッチで止めた状態(イラスト参照)を中綴じと呼びます。このことから冊子制作業界では「中綴じ冊子」と呼んでいます。
 パンフレットやフロアガイドなど、それほど厚みのない冊子におすすめの綴じ方です。弊社では20ページ未満の冊子はこの中綴じで製本させて頂いております。

製本の種類③/上製本(じょうせいほん)

 ハードカバーとも呼ばれ、硬いカバーの表紙に覆われた高級感のある本・製本のことです。現在主流の製本方法で背の部分が空洞になっているためページが開きやすくなっています。
 子供の絵本、百科事典、専門図鑑などで用いられる綴じ方です。

背文字について

 無線綴じなど背の部分に平たい面のある冊子のその部分に入る冊子名や作者・著者名どの文字のことを言います。
 ※中綴じでは背の部分が平らにならないので文字が入りません。

本の綴じ方向の種類

 一般的に、文字の流れに沿う形となりますので、横書きの書籍は左綴じ、縦書きの書籍は右綴じ製本となっております。

左綴じ(左開き)
 表紙から見て左部分に綴じ位置がくる綴じ方で、左開きとも言われます。カタログ、パンフレット、マニュアル本(取扱説明書)など”横書き”の書籍はこの左綴じが一般的です。

右綴じ(右開き)
 表紙から見て右部分に綴じ位置がくる綴じ方で、右開きとも言われます。小説、漫画など”縦書き”の書籍はこの右綴じが一般的です。